なぜ勉強するの

勉強はなぜするの?
こどもにたずねられてけっこう答えるのがむずかしい
問題です。
子をもつ親にとって、きちんと向き合い考えることが
ためらわれるほどに難問ですが、これに対する答えを
用意しておかないと、「勉強しなさいよ」というとき
こどもに対しておよび腰になってしまいます。
こんなことを質問するときのこどものメンタルは勉強
に対してネガティブになってますから、よけいに難し
いでしょう。

わたしは勉強をするのは「自分って何者?」という疑問
についての答えをさがすためだと思っています。
知的好奇心は、はじめは自分の外に向かい、やがて自分
と外との関係について考え、人間とは、自分とはどのよ
うな存在なのか知りたくなる。
社会科も国語も、理科も数学も・・・自分って何者に対
する答えを、さまざまな異なった-自分という空間を切り
取った-平面上に記述してくれる。
美術、体育、音楽・・・も同じです。
いくつもの異なった平面はそれぞれが自分を断片的に記
述し、それらの交わった部分が(あるとすれば)自分を定義
してくれる。
もちろん、こんなに単純な構図ではないのでしょうけど、
そのようなイメージをもっています。

じっさいにこどもに接するときに上のように答えることは
むずかしいでしょう。
こどもにとって、ことばとしては理解できても、実際にそ
れがどういう意味なのかはわからないからです。
高校生になればある程度、個人差は大きいでしょうが、理
解した上で自分なりに考えてみることもできるようになる
かもしれません。
小学〜高校で芽生えた知的好奇心はずっと心のなかに棲み
続け、ライフワークにつながっていくことにもなります。
ほんとうは、家庭、学校などでこのことについていっしょ
に考える時間をとることが望ましいと思います。
ちょっと考えてみませんか?
フィーさん


17日の日曜日に「からしやさん」でちょっとした
ソロのライブがあるというのででかけました。
香川県出身の方で、いまは大阪で「all swamps」と
いうバンドで活動なさっているそうです。
http://www.geocities.jp/allswamps/
vocalを担当しているようですが、さすがに声量が
あり個性的な声でした。
この日はギターでの弾き語りだったので、バンドで
やっている曲とはすこしちがったジャンルになった
のだと思います。
大阪では-たぶん-ブルース/ロックのようなものを
していらっしゃるのではないかと思うのですが、
その日聴かせてくれたのは・・・南正人+憂歌団+?
を3で割ったような・・・ちがうかな。
最初その容姿からセシリオ・カポノみたいなのかな
と思ったのですが、意外でした。
ハワイにアフロというのもね。
音楽でめしを喰っていくおつもりですか、とおきき
すると、そのつもりですと答えられました。
なかなか厳しい世界ですけど、がんばってください。
何もできないと思いますが応援しています。

KUMISAN

高校まで勉強をみさせてもらっていた大学生の
女の子がお盆の帰省中に訪ねてきてくれました。
春に就職が内定していたのですが、その報告に
ということでした。
いつもわたしの健康に気をつかってくれる性格
のよい子で、大学に進学してからも定期的に会
いに来てくれていたのです。
彼女は九大で工業デザインを勉強しているので
すが、どちらかといえばバイトとサークル活動
(サイクリング)に精を出していたようです。
自転車・釣具の大手メーカーの最終面接までい
ったけど、大企業で働く自分がイメージできな
かったので、その面接には行かなかったらしい
のです。
すでに内定をもらっていた社員100人程度の生
活雑貨のデザイン・製作・販売をする会社に行
くことに決めたということでした。
そこでは身近なグッズのデザインをするつもり
だと言ってました。


拠らば大樹の陰志向が強いのだろうと思ってい
たので、彼女の決断には少しおどろきました。
周囲からも「もったいない」という声が多くあ
ったということですが、自分の性格・適正をよ
く見つめての英断だったのだろうと思います。
というか、そういった彼女の地に足をしっかり
つけた魅力のあるキャラが大手メーカーをして
「ほしい人材」と思わせたのでしょう。
内定をもらう学生は連戦連勝でもらうらしいで
すが、企業も少数精鋭でいい人材の確保には力
をいれているようです。
いつもお土産にからし明太子をもってきてくれ
るのですが、別れ際に「からし明太子をもって
くるのも次の正月が最後になります」と言って
くれました。
来春からは東京での生活になるそうですが、な
んとなく東京での彼女をイメージすることはで
きませんでした。
よく陽にやけた、土のにおいのする女の子です
から。
がんばってね。


なまけ

自分がしてきたことについて考えてみると
ためいきがでるほどろくでもないことばかり。
人間というものはよほどのことがないかぎり
あまりいいことはしないような仕組みになって
いるようだ。
たぶん神様が人間を設計されたときの基本設定が
「なまけ」で、マニュアルで「勤勉」を選択しな
ければ、ずっとなまけな状態なんだろう。
どう考えても楽なほうがいいですもの。
わたしはねこが好きでねこの様子をよく観察する
のですけど、彼らは人間以上になまけですね。
昼間なんかほとんど寝てます。
彼らが「勤勉モード」にはいるのは、食糧の確保
と、異性の確保のときだけでしょう。
食べなければ死んでしまいますから、かなり努力
します。
異性の確保というのは換言すれば自分の子孫を絶
やさないための行為でしょうけど、食糧の確保と
ともに生命に共通の必須事項と言えるでしょう。

ねこの行動はシンプルでじつにわかりやすいの
ですが、少し考えてみれば人間もあまりかわった
ものではないということが理解できます。
勤勉モードにはいる動機はさまざまなように思え
るかもしれませんが、よく分析、分類してみれば
上記ふたつのうちのいずれかにあてはまるのでは
ないかと考えます。
歴史を動かせてきたのは人間の生殖本能だ、と言
う学者さんもいるようですが、研究してみるに値
する論かもしれません。
生殖本能が文明・文化をつくり変化を与え、人類
史を絶え間ない戦争の歴史にしてきた。
いまも世界のあちこちで紛争・戦争が起こってい
ます。
戦争が人間の愚かさの結果というより、その本能
に基づくものであるとすれば、世界平和なんてた
だの絵空事ということになる。
宇宙・生命・人間、の起源。
不思議でいっぱいだ。
神の戯れかな。
連覇



アテネで勝者になった人が北京でも金を取って
います。
4年間モチベーションを維持することは、ほんと
うに難しいでしょう。
共通して「引退しようと思ったことがある」と
いうことを口にしています。
北京をずっと頭において、その日をみつめてすご
す4年間、これは想像しただけでちょっとした地獄
の日々でしょう。
アテネで敗れた人、出場してない人とはまったくち
がった精神状態に追い込まれるのだと思います。
周囲の、国民の期待という重荷に背負って暮らすの
ですからたいへんです。
頂点を極めることもたいへんだが、それを維持する
ことはもっと難しい。
よく言われることですが、北京であらためて実感し
た思いです。
このことは将棋、相撲、ボクシング・・・勝負の世
界ではよく見られます。
このようなことを考えてみると、連覇を達成した人
は研ぎ澄まされたストイシズムをもっていたといえ
るでしょう。
彼ら、彼女たちに「おめでとう」というと同時に、
残念な結果におわった人、調整に失敗して出場を断
念した人にも「ご苦労様、感動しました」というこ
とばをかけさせてほしいと思います。
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